お酢たっぷりの酸辣湯
酸味と辛味のコラボレーションで、食が進む中華スープです。お酢の大量消費を狙っている方は、中華麺を入れて酸辣湯麺にアレンジしましょう!
材料・分量(2~3人分)
豚こま切れ肉 | 200cc |
長ねぎ | 20g |
にんじん | 1/2本 |
しいたけ | 2枚 |
えのきだけ | 50g |
にんにく・しょうがのすりおろし | 各1片分 (チューブで約2~3cm) |
ごま油 | 小さじ2 |
【A】純米酢 とば屋の壺之酢 | 50ml |
【A】酒 | 大さじ2 |
【A】水 | 400ml |
コチュジャン | 小さじ2 |
味噌 | 大さじ1と1/2 |
卵 | 2個 |
かいわれ菜 | 1パック |
白すりごま | 適量 |
酸辣湯麺で〆たい方は、追加で以下のものも準備してください。
【B】純米酢 とば屋の壺之酢(酢玉ねぎの漬け汁なども◎) | 50ml |
【B】酒 | 大さじ2 |
【B】水 | 400ml |
【B】コチュジャン | 小さじ2 |
【B】味噌 | 大さじ1/2 |
中華麺 | 2人前 |
作り方
【1】長ねぎは斜め薄切り、にんじんは千切りにする。しいたけは薄切り、えのきだけは3cmの長さに切る。
【2】鍋にごま油とにんにく、しょうがを入れて、中火にかける。香りがしてきたら、豚肉を入れて、肉の色が変わるまで炒める。
【3】【1】の具材を鍋に入れ、油をなじませる。
【4】A(お酢・酒・水)を鍋に入れ、アクを取りながらひと煮立ちさせる。
【5】コチュジャンを少しずつ加える。味噌を加える。酸辣湯麵で〆たい方は、手順【7】にスキップしてください。それ以外の方は、味をととのえて、約8分間弱火で煮る。
ここで必ず、小スプーン一杯分、味見をしましょう!味噌の種類や味覚の違いに合わせて、好みの味にチューニングしていきます。酸味が欲しい方は、酢を多めに追加。酸っぱすぎると感じた方は水を追加します。辛さが欲しい場合は、コチュジャンを追加してください。
【6】割りほぐした卵をまわし入れ、卵が固まったら火を止める。器に盛り、根本を落としたかいわれ菜をのせ、白ごまをふる。これで酸辣湯は完成です。
【7】(追加)酸辣湯麺をしたい方は、手順【5】の味をととのえる段階で、さらにBの酢・酒・水・味噌を入れます。酸っぱいのが苦手な方は、お酢を15mlずつ入れて、よく味見をしてください。酸っぱいくらいがちょうどよい方は、さらにお酢を追加してください。コチュジャンは好みで追加してくださいね。
ちょっと酸っぱいくらいの味付けになったら、8分煮込みます。煮込むと酢が少し飛ぶので酸味がマイルドになります。スープを楽しんだら、中華麺を投入します。美味しい!
コツ・ポイント
有機酸たっぷりの純米酢 壺之酢を使えば、味に深みが出て美味しい酸辣湯になります。酢玉ねぎや酢キャベツ、酢トマトなどの酢漬けに使ったお酢もおすすめです。これらの余った酢漬け汁をお使いの場合は、通常のお酢よりも酸度が低くなっているため、よく味見をしてととのえてくださいね。
※参考文献:わたしの好きなお酢・レモンの料理(ワタナベマキ)【ISBN:9784259565350】
このレシピで使われている商品のご案内
中野 貴之
酢醸造家/(株)とば屋酢店 第13代目
「お酢のことならなんでもご相談ください」がモットー。お客様に「また使いたいと思っていただけるお酢」をお届けできるよう社員と力を合わせて精進中。セミナー講師も時々お引き受けします。
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